今学びたい100人の学問

Interview | 027限目 「眞鍋海里」学

究極の言い出しっぺ 今世界から注目されているコンテンツプランナーに学んでみた

更新日:2016年11月24日

この記事をシェアする

Lecture

眞鍋海里 Kairi Manabe

外資系広告代理店BBDO J WEST コンテンツプランナー
〜空気読まなくていいよ〜

コンテンツプランナー。みなさんはこの職種を聞いたことがあるだろうか?

今回の学問は「眞鍋海里」学。

外資系広告代理店BBDO J WESTでコンテンツプランナーとして活躍する眞鍋海里さん。

実は、大学卒業後、音楽家としてプロを目指し頑張っていた時期や、4ヶ月無職の時期もあった中、タワレコでのバイヤー活動などを通して今の職業に出会ったそうだ。

また、大学時代は宇宙や音楽の話など、一見今の職業とはつながらない生活をしていた眞鍋さんだが、実は今の職業と結びついていると語ってくれた。

どのようなつながりがあり、コンテンツプランナーとして日々どのような考えを持って活動しているのだろうか。

「眞鍋海里」学に迫りたいと思う。

 

ロジカルなコミュニケーションを設計する

―現在どのような活動をしているのですか?

現在は外資系広告代理店でコンテンツプランナーとして働いています。

具体的には広告制作です。ポスターをつくったり、プロモーション企画、CM制作などを行ったりしています。

クライアントさんの課題を抽出し、その手段や問題解決のアイデアを考える作業が中心となります。

その際に気をつけることは「what do say」と「how do say」を考えることで、私自身、自分の役割としては『究極の言い出しっぺ』だと思っています。

最初の提案を言う言い出しっぺであり、最後の形を作るところまで関わるところから究極さを求めた言い出しっぺです。笑

―今の職業の魅力を教えてください

なんといっても365日ずっと脳みそを使い続ける職業です(笑)

終わりもきちんと決まっているわけではありませんし、正解があるものでもありません。

その点、きつい仕事だとは思いますが、自分の考えたアイデアで世の中を動かしていくということは他の職業ではなかなかできません。

また、会社も「おもしろそうならやってみたら」という雰囲気なので、非常にやりやすいです。

個人的にも新しいものにはそれ自体に価値があると思っているので、そこにチャレンジできる会社の雰囲気には合っています。

しかし、その一方で責任はでてきますね。

朝読書の時間で志望校が変わった

―大学生の時はどのような学生だったのですか?

大学は鹿児島大学で宇宙物理学を学んでました。

それまでは音楽が大好きで中学の時からやっていました。

なので大学の志望校としても音響系の大学に行こうと思ってたのですが、高校の時の朝の読書の時間で志望校が変わることになります。

その朝の読書の時間で友達から借りた「宇宙の不思議」という本を読んでロマンを感じました。

もともと数学や物理が好きで仕組みを知ることの面白さに魅力を感じていてことも理由の一つです。

そのような理由で大学に入ったものの、理論ばかりの授業にすぐに飽きてしまい、また音楽活動に注力することになります。

正しいことを正しく表現する

―これまでの活動を通しての信念やこだわりはありますか?

『正しいことを正しく表現する』

これが非常に大事だと思います。それを貫き通さないとみんながハッピーになりません。

仕事上ではいろんな制約や壁があり、矛盾するようなことも多く存在します。

しかし、私は世の中のためになるものを正しく表現することにこだわってやっていきたいと思っています。

それが、クライアントさん含め、制作に関わるすべての人をハッピーにすることだからです。

空気を読まなくていい

―最後に学生に伝えたいことをお願いします!

伝えたいことというより、自分が学生の時にもっとやっておけばよかったと思うことは「学生の身分を使ってもっとばかなことをしていればよかった」ということです。

学生は学生だからこそ許される大胆なことができていたのに、空気を読んで変に大人な雰囲気をだしてしまっていたなと後悔しています。

なので、空気読まなくていい!と思うんです。
いろんな失敗や失礼をぶちかませばいいと思います!笑

学生時代楽しんでください!!

027限目 「眞鍋海里」学
Presented by 今学びたい100人の学問

 

編集後記

クリエイターの方と話すのは初めてだったのですが、意外とロジカルに考えることが大切なのだなということを知り、イメージが大きく変わりました。眞鍋さんがおっしゃっていた「正しいことを正しく表現する」という言葉に非常に共感したのと同時に、表現者としての誇りを感じ取ることができました。
眞鍋さん、ありがとうございます!!

2016/2/18
九州大学 松口健司

この記事をシェアする

関連記事はコチラ

008限目「瀬藤亮太」学

みなさんが大学で“今やっていること”は、“大学に入った時にやりたかったこと”ですか? 「僕が経済学部の間で、一番興味があったのは“経営”の分野でした。しかし、大学では経済学部経済“...

2015/05/12

054限目「藤田逸郎」学

1978年生まれ 福岡県出身 3人兄弟の末っ子として生まれ育ち、スポーツに打ち込み、青春時代を過ごす。 大学卒業後すぐに、ワーキングホリデー制度を活用して、オーストラリアへ渡...

2017/02/06

022限目 「藤野直人」学

最近、IoTや人工知能のような近未来的なテーマが盛り上がっている一方で、それにアンチテーゼを唱える人々も多々います。 今回の学問は「藤野直人」学。藤野さんは、九州大学卒業後に社会起...

2015/11/29