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Interview | 034限目「相良真史」学

"観点"が人間関係の鍵 若者の力を信じ活動する人間関係コンサルタントに学んでみた

更新日:2016年11月24日

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Lecture

相良真史 Masashi Sagara

人間関係コンサルタント/モデル
~認識で世界は変わる~

相良真史 Masashi Sagara

1989年生まれ。福岡県出身。27歳。

人間関係コンサルタントとして、人間関係やコミュニケーションの問題を根本から解決すべく日々邁進している。これまで人間関係のなかで感じてきた悲しみや苦しみも全て、自分の認識が変わることで、大きな喜びや感動に変わることをたくさんの人に伝えている。また、モデルとしても活動している。



今回、インタビューさせていただいたのは相良真史さん。
「観術コンサルタント」という言葉を皆さんはお聞きしたことはあるでしょうか?
023限目の松尾圭輔さんのカウンセラーとは、全く違う新しい認識技術の事である。他にも福岡でモデル活動や、若者による教育ムーブメントであるDream和Projectの福岡共同代表として活躍している。 「人間関係コンサルタント」という仕事に就いた経緯や、プロジェクトに向けた熱い想いとは。
そんな034限目「相良真史」学に迫りたいと思う。

 

観点の問題を解決した新しい教育を目指す

―今現在、どのようなお仕事をされているのですか?

「お仕事として、人間関係コンサルタントとモデル業をやっています。 その他にも、『Dream和Project』という”一人ひとりがお互いの夢を応援しあい、みんなの夢が融合した一つ夢をみんなでつくっていく” というコンセプトのもと、2020年の東京オリンピックに合わせて、東京ドームで55000人の日本全国から学生や若者たちが集まり、大きな夢を堂々と世界に発信できる教育ムーブメントをつくる、福岡共同代表の一人として活動しています。」

―人間関係コンサルタントは、具体的にどのようなことをされているんですか?

「人間が共通して持っている『脳のしくみ』と『判断基準のしくみ』を正しく理解することで、人と人が分かり合えない原因を根本から解決するお手伝いをしています。 シンプルに言うと、固定観念をキレイにほどくお手伝いです。 自分の価値観や、判断基準は誰しもが持っていますが、自分の価値観や判断基準がどういうものなのか、なかなか理解することって難しいんですね。 だからこそ、自分の観点(判断基準)にとらわれてしまって、なかなか人とコミュニケーションや人間関係を築くことが難しくなってしまいます。 そうした仕組みをわかりやすくお伝えし、その人の持っている価値観や判断基準を正しく認識してもらうことで、自分の考えから解放され、心がスッキリと軽くなっていきます。

「私たちが生きていくうえで、あらゆる体験や、あらゆる知識や情報を学んでいきます。 そのように体験が多くなればなるほど、知識や情報が増えれば増えるほど、これが絶対だ、正しい正しくないの基準が無意識にもどんどんつくられてしまい、本当の意味で人と人がわかりあうことが難しくなっていきます。 私がこの仕事を選んだ理由として、本当の意味で人と人がわかりあえる時代、協力しあえる社会をつくりたい、そんな想いがあります。
今は1対1で個人のお客様を対象にさせていただくことが多いですが、これからは企業様にも積極的に入っていき、組織の中で起こるあらゆる人間関係やコミュニケーションの問題を、根本的に解決し、社会で活躍できる人財をどんどん育てていきたい、そのようなビジョンを持って活動しています。」

苦しい思い、そして今の仕事に…

―人間関係コンサルタントになろうと思ったキッカケは何だったんですか?

「一番のキッカケは父の存在でした。私の父は、いかにも九州男児のような男で、とても厳しく、褒められた経験が一切ありませんでした。それが理由で、自分は絶対に認めてもらえない存在なんだと思い込んで、 「父のような人間には絶対になりたくない」と思い、そのモチベーションだけで、青春時代を生きていました。だから人と違うことをしては、人に認めてもらうために一生懸命に頑張りました。その結果、様々な活動をして周りからすごいね!と評価されるようになり、これで父のような人間とは全く違う、父みたいな人間にはならなくて済む、そう思って、今まで抱えていた悩みが解決したようにみえました。」

「しかし、プロジェクトリーダーとして大学3年生の時に関わっていた組織の中で、『相良くんは人の気持ち考えたことある?いつも自分一人で決めるよね。みんなの意見聞いたことあると?私たちのこと全然信頼してないやろ。もう相良くんには誰もついていけんよ。』そう突然言われてしまい、30人近くいた仲間が一気にいなくなるという経験をしました。 その後、悔しくて悔しくて、違う大学の後輩とフリーペーパー事業を始めたんですが、その時にも全く同じことを後輩に言われ、その時初めて、自分自身の姿が父の姿そのものだったと気づきました。「父のような人間には絶対になりたくない」というモチベーションだけで生きてきた私にとっては非常に苦しい思いでした。」

—そこから相良さんはどのように変わっていったのですか?

「父の姿と自分自身の姿が一緒だとわかった時には、強烈なストレスで鬱っぽくなってしまい、大学を休学しました。しかし、その時期に今の仕事のベースとなっている認識技術『観術』を開発したNoh Jesuという本物の教育者と出逢えたことが大きな転機となりました。その方と出会い、『今まで何が本当の問題だったのか?』明確にわかったんですね。今までは自分の問題を解決するためにとにかく本を読んだり、人に会ったり、瞑想したりしてたけど、一時的なスッキリ感でしかなくて…。 それが観術という認識技術をとおして、何が本当の問題なのか、はっきり自覚することができて、今まで何が問題なのかもわからずにずっと苦しんでいた自分が、一気にスッキリ解消されてしまいました。すると、あんなに憎かった父の姿に涙を感じるようになり、愛することができる自分になったんですね。それがとても大きかったです。」

東京ドームを若者で埋め尽くしたい

―今までの活動で、何かこだわりや信念などはありますか?

「自分の中心にあるのが、『今ここ』というリアリティです。その理由は、僕自身が学生時代に将来について考えた時に、”今の自分のままじゃダメだ、だから変わらないといけない”と思ってたんです。でも、そのような自分にどこか違和感がありました。今の自分がダメだから、未来を変えなければならないと思うのではなく、『今ここ』を認識することが大事だということに気づきました。“将来の就職のために頑張らないと”ではなくて、『今ここ』を認識することで自然と自分のやりたいことが湧いてくるんですね。」

―今後どのような事をしていきたいと考えられていますか?

「『Dream和Project』をとおして、夢や志のある学生や若者たちを「集結させる」という事をしていきたい。夢は一人ひとりで叶えるものではなくて、協力関係をとおして叶えていって欲しいと私は思っています。 2020年には東京オリンピックで日本に世界中から人が集まる大きな転機となるタイミング。 そのタイミングに合わせて55000人の日本中の学生や若者が集結して、東京ドームで『新しい時代の幕開け』を宣言したいと思っています。このプロジェクトは、観点(判断基準)の問題を解決した新しい教育をベースに、年齢や性別や役職関係なく、誰でもが活躍できるプラットフォームをつくっていくプロジェクトです。 人間誰しもがいちばん深いところで持っている『尊厳』。今の時代は学生や若者たちが尊厳を持って生きていくことが難しい。だからこそ、一人ひとりが尊厳を持って生きていける時代をつくりたい。そこで、『尊厳宣言』を世界に発信していきたいと強く想っています。」

—最後に学生に伝えたいことをお願いします!

「学生としての立ち位置や視点を大切にしてほしいと思います。 私が学生の時に、東北の震災支援活動を通して社会人の方と関わる機会があったのですが、いつの間にか社会人の方に認められることが活動のゴールになってしまっていました。“経験・知識・お金”を持っているから成功なんでしょうか? 私は、学生だからこそできること、学生だからこそ社会人ではできない絶対的役割があると思っています。年齢や立場に関係なく、一人ひとりがそれぞれの役割を活かしあえる社会、学生や若者がどんどん活躍していける社会を本気でつくっていきたいと想っています。」

034限目「相良真史」学
Presented by 今学びたい100人の学問

 

編集後記

今回のインタビューを通じて、相良さんの「若者」への熱い思いをとても感じました!
もっと若い人が活躍できる社会にしていくための「Dream和project」のイベントの話を聞くだけで、とてもワクワクしました!そして、現在の相良さんとお話しで聞いた学生時代の姿を想像できないくらい、優しくお話してくださり、「人間関係コンサルティング」という仕事にとても興味がわきました!
この度は、お忙しいところをお時間ありがとうございました!

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