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Interview | 048限目「石原匡修」学

常に意識を持って行動する 一人ひとりの人生と向き合う営業のプロフェッショナルに学んでみた

更新日:2016年11月24日

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Lecture

石原匡修 Masamichi Ishihara

プルデンシャル生命保険株式会社 福岡支社
〜自分の正義の軸を作れ〜

1987年生まれ 福岡県出身

福岡県で生まれ育ち、大学から関西へ。大学時代の就職活動では、2010年リーマンショック後の不況時にもかかわらず、複数社から内定を獲得する。しかし、その内定を獲得した大手企業ではなく、地元福岡の優良企業に就職する。入社した会社では、法人向け営業でトップの業績を残し、その後ヘッドハンティングにより現在のプルデンシャル生命保険株式会社へ入社。2年連続社長杯(営業コンテスト)に入賞し活躍中である。


ヘッドハンティングのみで営業社員が構成されている、プルデンシャル生命保険株式会社。営業のプロフェッショナルが集まる中でも、ライフプランナーとして日本全国を飛び回り、営業コンテストに2年連続入賞している石原さんに、今回は取材をしました。お客様のために尽くし、営業として結果を残せるのは、なぜなのでしょうか。一体どんな思いを持って生きてきたのか、石原さんに伺ってみました。

関連URL:http://www.prudential.co.jp/

 

経営者の視点をもつ

―どんな大学生活でしたか?

父も経営者、おじさんも経営者、という自営業の家庭で育ちました。小学生ぐらいから『自分が経営をするんだろうな』という感覚だったんですね。だから父の経営を見て、『僕だったらこうするのにな』ということを考えていました。ただ自分が、実際に何を仕事としてやるかとなると、正直中学・高校では分からなかったんですよ。それでも、『自分のやりたいことが見つかったときに、やれる自分になっておきたい』と考えて大学生活を過ごしていました。

大学時代はアルバイト、サークル活動、ゼミのボランティア活動、あと旅を中心に過ごしていました。バイトは回らないお寿司屋で働いていたのですが、ホール担当でしたね。そこで意識していたのは、ただのアルバイトなんですけど、経営者としての視点を持って働くように意識していました。経営者としての視点を持って働くことで、経営者に求められていることが分かり、仕事の質も上がって、本当の経営者に評価してもらうことができるんですよ。実際に学生のうちから、経営者の方に『卒業したらうちに来ない?』とお誘いをいただいていました。学生でも社員でも、できることは何でもできます。だから視点を高く持つことが大事だということを感じましたね

―経営者の視点を持つためには?

シンプルに“聴く”ことが重要だと思います。経営者が考えていることは、分からない部分もあって当然です。経営者や上司が何を考えているか想像し、思考することは当然ですが、ただそれは実際に彼らが考えていることと、必ずしも一致するかどうかなんてわからないですよね。聴くことによって、その差を小さくすることができます。だからこそ聴くことが大事で、僕は常に相手の立場に立って物事を考え、相手のことを聴くということを意識しています

二人で愛と感謝を世界に

―なぜ東京の大手企業ではなく福岡の地場企業に?

それを話すために、うちの妻との出会いの話をさせてください。うちの妻とは、大学3年生の夏休み、バックパッカーをしに行ったインドで出会いました。道中、僕はボランティアをしにカルカッタへ行ったんです。そこのマザーハウスで妻と出会いました。妻は本当に志が高く、看護師を目指していて、マザーテレサを心から崇拝していたんですよ。親からの大反対を受けても、『そこで死ぬなら私の本望です』と言い切って、彼女一人でインドへ来ていました。そこで僕が彼女に『日本人の方ですか?』と声をかけたところから2人の運命が始まったんですね。たった数時間しか一緒にいなかったけど、本当にお互いのビジョンが見えて、この人が運命の人だと思いました。要は価値観が一緒だったんですね。

―その後、奥さんとはどうなったのですか?

僕の卒業と同時に、妻に彼女の出身である東北から、僕の地元の福岡に来てもらったんですよ。何の実績もない大学生だった僕が、東北にいらっしゃる妻のお父さんのところまで行って、『娘さんのことを必ず幸せにするので、僕にください』ってお願いしました。実は、妻も海外で看護師をするという夢があったので、自分の夢を取るか、家族を取るかで相当迷っていました。

妻には、関東の病院で最先端の医療を学びたいという夢がありました。僕は妻に、『僕の地元の福岡に来てほしい、福岡以外の勤務地にはどこにも行かないと決めたから』と説得したんです。そこで僕は、福岡の地場企業でいい会社を探して、他の企業をお断りして、福岡で就職することにしたんです。だから、ついて来てくれた妻に心から感謝していて、必ず幸せにすると心に決めています。

一度きりの人生だから

―そしてプルデンシャルへの転職、そのキッカケとは?

前職はすごく恵まれた環境だったんです。大事に育ててもらって、すごくいい環境を提示してくれていました。でも、“40歳になったらこうで、50歳になったらこうなる”って将来が見えてしまっていたんです。もっと言うなら、B to Bの企業だったので、もっと個人の役に立ちたかったんですよ。

転職の中で、なぜライフプランナーを選んだのかというと、実は前職の会社の生命保険がプルデンシャルだったんですよ。プルデンシャルのライフプランナーを初めて見た瞬間に、『なんてかっこいい人なんだ』と思って、そこで話をしてすぐに意気投合したんです。他の保険会社の話も聞いていたんですけど、なによりもプルデンシャルの方の話に共感しましたね。お客様1人1人に、本当に合った保険をオーダーメイドで創っていく姿勢にひかれたんですね。

そこからプルデンシャルのライフプランナーってみんなこんな感じなのかなって興味が湧いたのは。こんなに人生に密接して関わって、相談に乗ってくれたり、アドバイスしてくれたり、立ち居振る舞いまでかっこいいなあって。さっきも言ったように人の人生に寄り添いたい、深く関わりたいっていうのが僕の役に立ちたい使命だと思っているので、この仕事だったら僕は自分の人間性を120%活かせるかもしれないって思いましたね。

―その中での決め手は?

そこで妻にそのことを相談したら、『間違いなく、あなたはライフプランナーになるべきだよ。なぜならこんなに愛情深い人、私は知らないし、こんなに無償の愛を持っている人いないからやりなさい』と、誰よりも転職を進めてくれました。自分1人ならすぐに飛び込むんですけど、やはり家族もいるので葛藤はしましたね。

でも“1度きりの人生だから後悔しないように”と、決意してプルデンシャル生命に入社し、そこからまた人生が劇的に変わりましたもんね。みんな『石原さん、石原さん』と自分を会社名でなく名前を呼んでくれるようになりましたし、ありがたいことに僕と話をして、涙を流してくれるお客様もいらっしゃいます。それを経験すると本当にこの仕事が天職だなと思いますね。

今のあなたには無限の可能性がある

―最後に学生に伝えたいメッセージをお願いします

今のあなたたちには無限の可能性があるんですよ。海外に住むでもいいし、年収3,000万円ほしいでもいい。基本的に、自分が本気でできると思ったことは絶対に実現できますから。想像ができるということは、基本的に実現可能だから想像ができるわけですよ。

その上で、『今理想の自分ならどうするか』という考え方が重要です。ふつう『お金がたまったらあれを買う』『お金がたまったら仕事辞める』って、“こうなったらあれをする”って考え方なんですよね。でもそれでは、いつまでたっても“そのとき”っていうのは来ないんですよ。

じゃあ現実を変えるために何が大事なのかっていうと、“いま理想の自分で生きる”っていうことなんですよ。『いまお金があるとしたら……。』『いま時間があるとしたら……。』、『何をしたいのか』『どうしたいのか』を大切にしてほしいです。だったら海外旅行に行くのかとか、だったらこれを買うのかとか、本当に心から望むことをやっていく。そうするから、現実という自分を取り巻く環境が変化してくるんです。それをやらないと、現実は変わらず今まで通りの毎日なんですよ。だから“いま理想の自分で生きる”ってことがすごく大事なんです。自分が本当にやりたいことを本気でやってほしいですね。

048限目「石原匡修」学
Presented by 今学びたい100人の学問

 

編集後記

インタビューでは、予定時間を大幅に超え石原さんの人生について、考え、想いを語っていただきました。私も学ぶべきところが多く、思考のレベルを一段深めることができました。大変お忙しい中、学生の私たちのため、お時間をいただきありがとうございました。石原さんのメッセージを一人でも多くの方に届けたいと思っています。


2016/6/24
九州大学 金子雄仁

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