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Interview | 037限目「長田政也」学

人と向き合う大切さ 九州の学生をサポートするスペシャリストに聞いてみた

更新日:2016年11月24日

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Lecture

長田政也 Masaya Nagata

株式会社リンク・アイ
~真正面から人と向き合う~

1992生まれ24歳 熊本県出身

大学生のころに、自分で学生団体を設立したり、多数のイベント運営を行っていたりと、多岐にわたって活躍。学生時代の経験からキャリア支援に志すことを決め、現在は九州や関西を中心に活動中。“まさやん”の名で親しまれており、大学生にとってはお兄ちゃん的な存在だ。

まえがき
九州で若者の就活支援をしている長田さん。「まさやん」の愛称で親しまれており、九州の就活生なら、誰しも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。就活のスペシャリスト長田さんの、貴重な学生時代のエピソードから現在に至るまでをインタビューしてきました。037限目の長田さんに迫ります。

関連URL:http://www.link-i.co.jp/

 

大学入学時は○○だった

—現在はどのような活動をされてますか?

「リンク・アイという≪人材紹介事業≫を営む会社で働いております。部活動には顧問やコーチ、勉強には、学校の先生や塾の講師という風に、何か頑張る時に指導者がいますよね。そこで、就活も1人で悩まないで済むように九州を拠点に就活生のサポートをしております。(2016年6月時点)」

—長田さんはどんな学生だったんですか?

「入学当初は、俗に言う“チャラい学生”でした(笑)。まずは、友達が欲しくてサークルに入りまくって友達もたくさんできました。しかし自分が求めていた“夢”や“人生”などについて、本音で語りあうような環境ではありませんでした。そこで、『本当の友達や親友とよべるような深い人間関係や、もっと夢とか人生について熱く語れる関係を築ける場ってないのかな?』と考えるようになりましたね。」

「それぞれが抱く自分たちのやりたいことを叶えて、本気でぶつかって仲間になれる、そんな環境をつくりたいと思いました。だから、学生団体“MICHI”を1年生の終わりに創設し、熊本の全大学を巻き込んだイベントの企画・運営をしました。大きな活動内容としては、『1000人規模の大運動会を企画』『市役所とコラボして地域の伝統的なお祭りの運営』『熊本の災害支援や熊本の子供達に向けて大規模なクリスマスイベントの企画』などです。イベント内容は多種多様で、さまざまなことをしましたね。活動を通して、入学当初思っていた、本気でぶつかり合える仲間と出会えることができ、深い人間関係を築きあげることができたと考えています。“MICHI”は、今年で5年目に突入しており、今も後輩たちが元気に活動しているみたいですね!」

ひとりひとりともっと向き合わないと後悔する

—学生時代で特に印象に残ったことってなんですか?

「東北でのインターン経験です。大学2年のときに岩手県で震災復興のインターンをさせていただきました。震災にあった東北を実際に見てみたいという思いと、社会人と関わって仕事をする経験や社会に出たときに通用するスキルを学びたいという思いから応募しました。私が一番心に深く残った出来事が、仮設住宅に住んでいたある方との出会いです。

活動の一環で仮設住宅にいく機会があり、そこで生活している方とお話をして、“働き甲斐”と“生き甲斐”についての話題になりました。『家族と楽しく毎日生活することが生きがいだったが、津波で家族を失った』。そんな言葉を聞く中で、『ひとりひとりの人ともっと深く関わっていかないと後悔することになる』と思うようになりました。」

向き合うことと発信すること

―活動の信念を聞かせてください!

「“人と深く向き合う”ということを大切にしています。お恥ずかしい話、“孤独は嫌だ”という思いが自分の中に根強くあるんです。今までの人生を通して、いろんなものを得ましたが、いろんなものを失いました。失ったものを考えた時に、自分がちゃんと向き合ってなかったから失ったものが多かったんです。もうそんなことはしたくない、大切なものを失いたくないという思いから、“人と深く向き合う”ということを大切にしています。」

—最後に学生に向けてメッセージお願いします!

「学生のみなさん僕が伝えたい事は2つあります。1つ目は、『向き合うことから道は開ける』という事。2つ目は『発信しよう』ということです。みなさんにはやりたいことや夢がそれぞれあると思います。また、嫌な事や避けたい事もあると思います。その事から逃げずにちゃんと向き合っていますでしょうか?

関わっている人とちゃんと向き合ってない。今進めている事にちゃんと向き合ってない。人生いろいろあります。僕もまだ24才ですが多くの経験をしてきました。僕が思ったのは、あんまり先の事を考えすぎて前に進めなくなるより、今、目の前の事に向き合って1歩1歩前に進むことが大切ということでした。ちゃんと向き合う事で後悔しない毎日が送れるのではないでしょうか。

これからも、学生のみなさんを就職支援という形で応援しております。学生のみなさん、今の活動や自分の夢やしたい事をどんどん発信してみてください。発信の仕方はいろいろあります。友達や家族に話す、SNSに投稿するなど発信の仕方はたくさんあります。発信することで道が開ける確率が一気にあがるので、どんどん発信してみてください。皆さんの活躍を楽しみにしております。ありがとうございました!」

037限目「長田政也」学
Presented by 今学びたい100人の学問

 

編集後記

2016/5/27
福岡工業大学 浅田真太郎

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