Interview | 068限目「クリスチャン・モンセン」学
流行りのYoutuberに好きなことで生きていくコツを聞いてみた
更新日:2018年2月28日
Lecture
クリスチャン モンセン Chrischan Monsen
クリスの部屋
~Love is the key to every thing~
1980年生 37歳
カナダ人のクォーターで、12歳まで日本で育ち、その後アメリカ・ニューヨークへ移住。
高校を卒業してからは、単身でアメリカ横断を敢行!
19歳で47州を回った他、自然学校でサバイバルや環境についても学ぶ。
大学在学中にビジネスを開始すると、わずか半年で4億円の契約を結ぶなどして
軌道に載せる事に成功。
25歳で日本に帰国。2012年から2014年まで
東京工業大学グローバルリーダーシップ部門で
特別講師を務める。
現在は起業家、講師、ライフコーチ、ビデオクリエイター、投資家 – Chrisは、キャリアコーチングを軸としたライフコーチングとグローバル視点の教育で、日本のビジネスパーソンの働き方やキャリアデザインの革新を専門としているAall & Co. Ltd.(1904年創業)のCEOとして活躍。
関連URL:https://www.youtube.com/channel/UCfqRMJrg010qS35Kj_dhuKA
好きなことをして生きていく
どのような活動をしていますか?
僕は、2009年からyoutubeに投稿し始めて、今では登録者数11万人(2018年現在)いて、再生回数500万いってるけど始めた当時はまだyoutuberなんて言葉がなかった時代から初めたんだよね。
なんでかっていうと、けっこう厳しいサラリーマン人生を経験をしてみて、現代特有の仕事や働き方に関する問題を解決していくことはできないのかなと思ったわけですよ。
日本を始め、世界をより良い場所にしていくことを自身のVISIONとして生きているので、
仕事やワークスタイルだけにとどまらず、ライフスタイルや健康、人間関係、経済状況など、
人生全体のクオリティを高めることの重要性にも注目して、それをみんなに伝えたいなってことでYouTubeを始めたんだよ。
つらい経験をさせないをモットーに
そのような思いは学生の頃から持っていたんですか?
あることがキッカケなんだよね。
話しが飛ぶかもしれないけど、僕はめちゃくちゃネイティブに英語を話せるように見えるけど、
実はADHDだから英語読むのがめっちゃ下手なんだよ。
そこである時、なぜ勉強をするのかすごく考えた際に、ある人生のエスカレーターを見つけたわけです。
それは、僕たちは幼稚園に入る前から塾に通って、小学校になっても学校行って塾に行って、中学なったら学校、塾、部活に行ってとどんどんやることが多くなって山ほど頑張っていくんですよ。
社会人になっても昇進のために頑張って、いつになったら好きなことができるんだろうと思ったわけですよ。
その当時は1966年あたりでクリントンさんが大統領の時代です。
その時代のビジネスは、森林破壊などをしていてビジネスは環境を破壊しているものだと認識していました。
すごく何かわからないことをしながらお金稼ぎをしていて、雇われているブラック企業ではなくマシーンのように動くので違った別のブラック企業だなと感じたんですね。
そんなことからこのような世界のビジネスを人生中でかえてみたいという感情が芽生えました。その結果、学生時代からネイティブアメリカンの人生や生き方に興味を持ち始めました。
彼らにはお金や仕事という概念がなく、チームとして地球を守る管理などの活動をしていました。彼らの信念は、これからくる7つの世代のために頑張っているという考え方で、人に優しくしていて、僕はすごく関心を持ちました。
大学にいかずに起業したんですか?
いやいや、大学には行きました。
だけど、まず高校卒業してからすぐに、ネイティブアメリカンのように生きるためメンター探しの旅に出たんだ。
そこでアメリカを6回横断して、ワシントンやカナダなど様々なところに行きました。
その旅の中で探し求めていたメンターと出会い、ゾンビを倒すサバイバルではなく森の中で暮らしていけるような自然環境に耐えれるサバイバル能力を身につけていきました。
そして、その旅の中で父が住んでいるカリブ海に位置するケイマン諸島に行った際に、こんな素晴らしいところがあるのかと感銘を受けました。
父も住んでいることだし、大学はこちらの夜間の大学に通うことになりました。
その大学であるメンバーと出会い起業することになったのです。
どのようなビジネスを始めたのですか?
そこで始めたのは、リッツカールトンがゴルフコースを作るという情報を得て、数億円のお金が動いているということだったので、そのメンバーと一緒にこの事業に携わることになたんです。
しかし、いざ始めてみると僕が考えていたものとは反対のことで環境を破壊してく一方でした。
そこはお金の執着心がすごく、ジャマイカの崖を爆発させたり、川にブルドーザーを入れたりしていて全然ネイティブアメリカンの生き方ではないなとギャップを感じ、ビジネスとしてかなり勉強になったし自信もついたけど途中でやめることにしました。
そこから何をしようか迷っていてところ、父の助言で日本の大学に通うことになったんです。
やりたいこととビジネスは違う
これからの学生はどうすれば?
日本の若者はこれからを担う人材で、日本という国は素晴らしい国なんですよ。
何がすごいし、やばいかというと、おもてなしもそうなんですが、すごく思いやりがるんですよ。
これは世界を旅してるかからこそ見えてきたもので、いい意味で日本はよく働くし、精神がしっかりしている人が多いなと感じました。
しかし、日本は知らないことが多すぎることが欠点なんですよね。
例えば英語についてですが、早ければ小学校から習い、普通は中学から高校まで6年間勉強しているのに、英語を話せない人が多いですよね。
日本人はリーディング、ライティングばかり勉強していて、なかなかスピーキングをしないですよね。
これって、試験があるからリーディングやライティングをしているのであって、何かのためにやっていることが多いからスピーキングには力を入れてなかったりするんですよ。
他にも、日本の試験では1つの答えを求められるものが多くて、必ずこれでないとダメというような形式の試験が多いですよね。
でも、人生で考えると正しい答えは1つだけじゃなくて答えは複数あるんですよ。
それに、1人で考えていることが多いかな。
だから、もっとチームで考えることは大切にした方がいいかもね!
教育の仕方に違いがあるということですか?
そうなんです。ここは心理学的な要素になるんですが、子供の時のことを考えてみてください。
早ければ幼稚園、保育園のときから塾に行って、小学校、中学校と続いていきますよね。
そこで、親に宿題やったかと確認されてませんでしたか?
これが子どもの時にあると、宿題をしないと愛されないと勘違いしてしまって
やりたいことよりやらなければいけないことが身に染みついてしまうんですよ。
そもそも勉強するのってなんでか考えたことありますか?
普通の人はここで、勉強するはいい大学に入って、いい企業に入るためだと思い込んでしまってる人が多いんです。
だから、その行動として宿題をしなければならないとなってる人も多いんですよ。
この負のスパイラルから抜け出すのは難しくて、
行動1つ1つになぜするのか、お金とビジネスを分けて言う句ことが必要なんです。
実際にする仕事と現実を見ていかないといけないと思ってます。
ここは大学生は4年間もあるので、しっかり考える時間がありますよね。
好きなことを見つけるには?
これは僕が教えているコーチングでも言ってることなんですが
2つのポイントがるんです。
1つ目は論理的に好きなことをすることなんです。
得意なことってどんどんやりたくなるし、相手から褒められ多羅かなりうれしいですよね。
逆に嫌いなことだとなかなか進まないし、毎日お酒ばかり飲んで、週末のセミナーなんかに参加しませんよね。これは不のスパイラルで、実際にデータがあって80%の人があきらめてしまうというのがわかってるんですね。
親の価値観に勝てずにこう練ってしまう人は結構います。
2つ目はこれはみんなにコーチングを受けてからしってもらいたいなと思うな。
全部教えちゃっても面白くないでしょ?
そもそも好きなこととビジネスは違うんだってことを頭の中に入れとかないといけないんですよ。
愛を大切に
学生に向けてメッセージをお願いします
幸せになるためにはすべてのことを愛することだね。
愛って言ってもいろいろ定義することができると思っていて、
愛することについての概念は、人の魂を愛する、人生大変なんだ、大丈夫なんだよというのが愛だと思っている。
人生の目的は愛であって
お金が入れば幸せになれると思ってるが、これは違うだよね。
人を愛することが人生の修行で
相手をブラザーにする、仲間だよ、心配することはないよということができれば君は最強だ。
068限目「クリスチャン・モンセン」学
Presented by 今学びたい100人の学問
編集後記
今回は初めてのSkypeインタビューだったので、とても新鮮なインタビューになりました。
クリスさんは動画で見ているままの感じで、情熱的でかなり刺激を受けました。
これから担っていく人たちが、クリスさんのように人生歩んでいければいいなと思いました。
お忙しい中ありがとうございました。
~追記~
3/3.3/4
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